グリーンアジア国際戦略総合特区のねらい

グリーンアジア国際戦略総合特区のねらい

国の新成長戦略~「元気な日本」復活のシナリオ~(2010年6月18日閣議決定)

「新成長戦略」では、「グリーン・イノベーション」、「ライフ・イノベーション」、「アジア経済」、「観光・地域」を成長分野に掲げ、これらを支える基盤として「科学・技術・情報通信」、「雇用・人材」、「金融」に関する戦略を実施します。

グリーン・イノベーション

■掲げる目標(2020年)

  • 50兆円超の新規市場
  • 140万人の雇用創造
  • 世界で13億トンのCO2削減

アジア経済戦略

■掲げる目標(2020年)

  • ヒト・モノ・カネの流れ倍増
  • アジアの所得倍増を通じた成長

ライフ・イノベーション

観光

科学・技術・通信立国

雇用・人材

金融

 

本地域の強み

環境トップランナーとしての技術・ノウハウ・ブランドの蓄積と緊密なアジアとのネットワーク

◆高度成長期の公害を克服した技術や人材、世界に誇る省エネ・省資源をはじめ環境関連の産業・研究機能の集積

◆エコタウン、環境モデル都市等、環境分野における先駆的な取組

◆長年にわたるアジアとの交流で培った人材・経験・信頼のネットワーク

◆石炭、鉄鋼、化学から、半導体、自動車、ロボットに至る産業・技術の蓄積と、パワー半導体、LED、低燃費車など環境性能の高い製品の生産拠点の集積

◆成長するアジア市場への地理的近接性、高いアジアとの親和性

本地域の本気度

環境で成長を目指す積極的リーダーシップの下産学官民が結束

◆首長が先頭に立って環境先進地の実績をアピール

◆環境に関する経験・技術と環境協力等による都市・地域間ネットワークを活用して、アジアを中心に企業の海外展開の促進や技術交流を展開

◆低消費電力半導体等グリーンデバイス、環境対応車、省エネ貢献ロボットなど、省資源・省力化を進める環境配慮型の製品のR&Dから生産・利用までの拠点整備を産学官により推進

◆アジアとの交流の歴史と実績を踏まえ、ヒト・モノ・カネの交流の飛躍的拡大を推進

◆地域独自の財政支出による支援措置を実施


特区により実現を図る目標(2011年~2020年)

定性的目標

世界の環境課題対応先進国として我が国が培ってきた、都市環境インフラ関連産業や技術をパッケージ化してアジアの諸都市に提供するグリーンイノベーションの新たな創造を更に推し進め、アジアの活力を取り込み、アジアから世界に向けて展開し、アジアと共に成長することを目指します。

数値目標

我が国のグリーンイノベーションを先導することで、環境を軸とした産業の売上高を大幅に拡大させ、国の新成長戦略に掲げられたグリーン・イノベーションにより2020年までに50兆円超の新規市場を創出するとの目標のうち、その約1割にあたる約5兆円の追加売上高を目指します。

※2021年以降の目標については、特区計画をご覧ください。

戻る このページのトップへ