官民連携による海外水ビジネスの展開

水ビジネス分野において、計画から管理運営までをパッケージにした環境ビジネスのアジア展開を推進します。

取り組み内容

◆水ビジネスにおける官民の技術・ノウハウをパッケージ化

◆海外とのネットワーク、ウォータープラザ北九州を中核とした水の国際戦略展開拠点を活かしたマーケティング・セールス活動

カンボジアから勲章を授与
カンボジアから勲章を授与

公害克服の実績と国際的評価

国際技術協力の豊富な実績と強い人脈

上下水道分野での協力実績 (平成2~平成22年度)

専門家派遣 →13カ国に延べ143名(カンボジア、中国、 サウジアラビア、ベトナム等)

研修員受入 →100カ国以上で延べ約2,900名

成果

北九州市独自の技術(ノウハウ) である配水管網のメッシュ(配水ブロック)対応による維持管理により、上水道の漏水率を低下させた。

官民による推進母体(北九州市海外水ビジネス推進協議会)(平成22年8月設立)

会長:竹澤靖之(北九州商工会議所 副会頭)

副会長:森 一政(北九州上下水道協会 顧問)

【会員(平成24年2月末現在)】

民間企業【119社】

市内企業 【40社】

市外企業 【79社】

関係機関【7機関】

  • JICA九州
  • 国際協力銀行
  • 日本政策投資銀行
  • 日本水道協会
  • 下水道グローバルセンター

オブザーバー【6機関】

  • 総務省・厚生労働省
  • 経済産業省・国土交通省
  • 日本下水道事業団
  • (財)下水道新技術推進機構

学識者【3教授】

市関係局【5局】

事務局:一般財団法人北九州上下水道協会


※自治体では、初めて官民連携による協議会を設立

★第2回総会(平成23年8月)において、体制を強化

会員企業を取りまとめる「幹事会」の設置及びプロジェクトマネージャーの配置 

ウォータープラザ北九州を中核とした水の国際戦略拠点

“水”に関する多様なニーズに、自治体と企業が一体となって対応

  • 先進技術(海水淡水化+下水膜処理など)を集積し研究 開発
  • 自治体の運営ノウハウを蓄積し、人材(水のエキスパート)を育成
  • 「(仮称)水ビジネスセンター」を整備し、ショールームとして情報発信、商談の実施などビジネスマッチングの支援
  • 研究分野の拡張、既存の研究エリア(テストベッド)を拡充

べトナム国ハイフォン市と協定を締結
ベトナム国ハイフォン市と
協定を締結

案件形成に向けた主な取り組み

【平成22年度】

  • 水処理大手メタウォーター(株)と上水道分野での連携・協力の基本協定を締結
  • カンボジアと厚生労働省が水の安全供給に関する覚書を締結(北九州市も協議に参画)
  • ハイフォン下水道排水公社(ベトナム)と下水道分野での技術交流に関する覚書の締結
  • カンボジア・シェムリアップ市の浄水場建設基本設計補完事業を 北九州市水道局と㈱浜銀総合研究所が連携して受注(平成23年3月)[日本の自治体(水道事業体)初]

【平成23年度】

  • 中国・大連市において、北九州水ビジネスセミナーを開催
  • 中国・大連市城市建設管理局と下水道分野での技術交流に関する覚書の締結
  • 世界的な水のイベント「シンガポール国際水週間2011(7月)」の「ジャパン・ビジネスフォーラム」において、北九州市長が基調講演を行う(自治体の首長が講演するのは初めて)
  • 「西豪州/北九州市間における下水処理水輸出」に関する調査が国(国土交通省)の先導的官民連携支援事業に採択(水輸送の事業化に向けた検討)
  • カンボジア国・セン・モノロム市における上水道整備事業について、北九州市が基本計画から工事施工管理までのコンサルタント業務を受注することが内定(平成23年8月)
  • カンボジア国が、これまでの北九州市の水道分野における技術協力に感謝の意を表するために、市長に「友好勲章 大十字章」を授与(平成23年10月)
  • カンボジア国主要9都市における水道基本計画へのコンサルティング業務についての覚書を締結(平成23年12月)
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